SaaSサポートと社内人事の2種類の問い合わせログに対して、同じスキルでFAQを安定して作れるかを問う課題です。 題材が変わっても、似た質問を束ね、条件や例外を補足で分け、検索しやすい構成に整理できる設計が求められます。
このスキルの責務
作るスキルが何を入力に取り、何を出力し、何を業務ルールとして固定し、何を案件ごとに切り替えるかをここに定義しています。 スキル本体の設計のたたき台にしてください。
スキル名
faq-organize
入力 / 出力
依存するCowork標準スキル
pdfMarkdown で組み立てた FAQ を faq.pdf に変換するreportlabなどのサードパーティPythonライブラリは使わず、上の標準スキルを呼び出してください。
スキル本体に固定する業務ルール
案件ごとに変わる項目(入力ファイルから読み取る)
この課題で問われていること
以下のzipをダウンロードし、Coworkのプロジェクトとして展開してください。各ケースの問い合わせログが saas-support-faq/、internal-hr-faq/ ディレクトリに分かれて入っています。
ケースごとの入力プレビュー
saas-support-faq — SaaS サポート問い合わせの FAQ 化
brief.md# FAQ 作成課題 ## 依頼 次の問い合わせログから、再利用可能な FAQ を 5〜8 問に整理してください。 ## 問い合わせログ - 「請求書の宛名を変更したい」 - 「請求書名義の変更方法を知りたい」 - 「月途中でプラン変更した場合、差額はどう計算されますか」 - 「CSV 出力が文字化けする」 - 「Windows 版 Excel で CSV が文字化けした」 - 「パスワード再設定メールが届かない」 - 「二要素認証を解除したいが管理者が不在」 - 「退会したいが未払い請求が残っている」 - 「退会後のデータ保持期間を知りたい」 - 「監査ログはどのプランから使えますか」 - 「監査ログの保存期間は何日ですか」
internal-hr-faq — 社内人事問い合わせの FAQ 化
brief.md# FAQ 作成課題 ## 依頼 次の社内問い合わせログから、再利用可能な FAQ を 5〜8 問に整理してください。 ## 問い合わせログ - 「有給残日数はどこで確認できますか」 - 「残っている有給は何日ありますか」 - 「通勤手当の申請は入社後いつまでに必要ですか」 - 「引っ越した場合、通勤手当の再申請は必要ですか」 - 「育児時短勤務の申請期限を教えてください」 - 「時短勤務は何歳まで利用できますか」 - 「在宅勤務の申請書はどこから取れますか」 - 「在宅勤務は週何回まで可能ですか」 - 「雇用証明書の発行には何日かかりますか」 - 「源泉徴収票の再発行はオンラインでできますか」
新しいセッションでスキル設計プロンプトを送り、できた /faq-organize をアカウントに保存します。
以下のテキストをそのままCoworkに貼り付けて送信します。「Agent Skillのたたき台を作ってください」という指示で、Coworkは自動的にスキル作成モードに入り、SKILL.mdを生成します。業務ルールはスキル本体に固定し、案件ごとに変わる情報は入力ファイルから読み取って反映する設計になっています。PDF 生成はCoworkの pdf 標準スキルを呼び出します。
以下の責務を満たす Agent Skill のたたき台を作ってください。 # スキル名 faq-organize # 入力 問い合わせログ(自然言語) # 出力 FAQ PDF(2 ページ) # スキル本体に固定する業務ルール - 起動コマンドは `/faq-organize`(スキル名と一致させる) - 出力は 2 ページの PDF - FAQ は 5〜8 問に統合する(似た質問は束ね、テーマ別にタイトルを付ける) - 各回答は 3〜5 行で簡潔にまとめ、条件や例外は「補足」として分ける - 最後に「今回 FAQ にしなかった質問」を 3 件まで載せる - PDF 生成は Cowork の `pdf` 標準スキルを呼び出して行う(reportlab などのサードパーティライブラリは使わない) # スキル本体に固定せず、入力ファイルから読み取って反映するもの - 問い合わせ内容・サービス名・運用条件(入力ログから読み取る) # 依存する Cowork 標準スキル - `pdf` 標準スキル: Markdown で組み立てた FAQ を faq.pdf に変換する 入力ファイル名と出力ファイル名はハードコードせず、引数として受け取れるようにしてください。 サードパーティ Python ライブラリ(reportlab、python-pptx など)は使わず、上記の Cowork 標準スキルを呼び出してください。
生成されたSkillのプレビューに表示される「スキルを保存」ボタンを押し、Claudeアカウントに インストールしてください。保存することでスキルが永続化され、別のセッションでも /faq-organize として呼び出せるようになります。
※ スキルの実行はこのセッションでは行いません。スキルを作る間、Coworkとは何度もやり取りを重ねながら微調整しています。そのやり取りの内容がセッションに残っているため、続けて成果物を作ると、保存後のスキル本体だけでは生まれないはずの挙動(口頭で渡した補足情報や、その場限りの指示)が混じってしまいます。次のセッションBで、まっさらな状態から保存後のスキルを呼び出して、本当に通用するかを確かめます。
保存した /faq-organize を新しいセッションで呼び出し、各ケースの成果物を作って提出します。
セッションAを保存後にそのまま使っても /faq-organize は動きますが、スキルを作るときのやり取りがセッションに残っているため、保存後のスキル本体だけでは生まれないはずの挙動が混じってしまいます。提出する成果物は「保存後のスキルだけで再現できる」必要があるので、必ず別のNew taskでまっさらなセッションを開いてください。
チャット欄に / を入力すると、保存済みのスキルが候補に出ます。その中から /faq-organize を選んで入力してください。
※ テキストとして /faq-organize を貼り付けても、Coworkはスキルとして認識しません(「不明なスキル」エラーになります)。必ず候補から選択して入力します。
コマンドを選び終えたら、続けて以下の引数を貼り付けて送信します。
saas-support-faq — SaaS サポート問い合わせの FAQ 化
saas-support-faq/brief.md を saas-support-faq/faq.pdf にまとめて
4 点を満たしていれば「うまくいった場合」へ、どれか欠けていれば「うまくいかなかった場合」へ進みます。
それぞれ / から /faq-organize を選び、以下の引数を順に貼り付けて送信します。最終提出前にはすべてのケースを上のチェック項目で見直してください。
internal-hr-faq — 社内人事問い合わせの FAQ 化
internal-hr-faq/brief.md を internal-hr-faq/faq.pdf にまとめて
すべてのPDFが揃ったら、以下のプロンプトで提出用zipを組み立てます。
faq-creation-task の中の以下のファイルだけを集めて submission.zip を作成してください。
他のファイル(入力ファイル、README.md など)は含めないでください。
含めるファイル:
- saas-support-faq/faq.pdf
- internal-hr-faq/faq.pdf
要件:
- 出力ファイル名は submission.zip
- zip の中のディレクトリ構造は以下にしてください:
submission.zip
├── saas-support-faq/faq.pdf
├── internal-hr-faq/faq.pdf
- 余計なディレクトリ(faq-creation-task/ など)を 1 段噛ませない
- macOS 由来の __MACOSX/ や .DS_Store は含めない
- ファイル名は上記とちょうど一致させる(数字や拡張子の違いは不可)
最後に、zip の中身一覧(unzip -l 相当)を表示して、要件と合っていることを確認してください。たとえば「スキルを更新し、条件や例外が混ざらず必ず『補足』として分けて書かれるよう直してください」のように、満たせなかった観点を具体的に指示します。Coworkはスキルを書き換えるので、以降の /faq-organize 呼び出しに改良が即座に反映されます。
4点を満たすまで、5と6を繰り返してください。
満たすべき観点をクリアしたら、「スキルをパッケージ化してください」とCoworkに指示します。表示される「スキルを保存」ボタンを押して、改良版でアカウントを上書きインストールしてください。
※ この保存をしないと、改良はこのセッションの中だけのものになり、別のセッションでは元のスキルに戻ってしまいます。
改良中はCoworkと細かなやり取りを重ねるため、その内容がセッションに残ったまま提出物を作ると、保存後のスキル本体だけでは生まれないはずの挙動が混じってしまいます。提出する成果物は「保存後のスキルだけで再現できる」必要があるので、必ず新しいセッションで作り直してください。
観点 01
質問の束ね方: 似た問い合わせを適切にまとめ、FAQ の設計単位として整理できているか。
観点 02
回答の明快さ: 回答が短く、ユーザーがすぐ行動に移せる粒度になっているか。
観点 03
条件と例外の扱い: 利用条件、対象外ケース、補足事項を必要十分に含められているか。
観点 04
頻出テーマのカバー: 問い合わせ頻度の高いテーマを優先して FAQ に反映できているか。
観点 05
ナレッジとしての再利用性: 後から検索・再利用しやすいタイトルと構成になっているか。