営業ダッシュボードと入社手続き改善の2種類の依頼断片に対して、同じスキルで 要件ブリーフを安定して作れるかを問う課題です。 題材が変わっても、Must / Want / Unknown を分け、矛盾を消さずに残す設計が求められます。
このスキルの責務
作るスキルが何を入力に取り、何を出力し、何を業務ルールとして固定し、何を案件ごとに切り替えるかをここに定義しています。 スキル本体の設計のたたき台にしてください。
スキル名
requirements-brief
入力 / 出力
依存するCowork標準スキル
pdfMarkdown で組み立てた要件ブリーフを brief.pdf に変換するreportlabなどのサードパーティPythonライブラリは使わず、上の標準スキルを呼び出してください。
スキル本体に固定する業務ルール
案件ごとに変わる項目(入力ファイルから読み取る)
この課題で問われていること
以下のzipをダウンロードし、Coworkのプロジェクトとして展開してください。各ケースの依頼断片が crm-dashboard-brief/、onboarding-flow-brief/ ディレクトリに分かれて入っています。
ケースごとの入力プレビュー
crm-dashboard-brief — 営業ダッシュボード要件整理
brief.md# 要件整理課題 ## 依頼 以下の断片情報から、開発キックオフ用の要件整理メモを作成してください。 ## 情報断片 - 営業部長: 「案件一覧のダッシュボードを来月の役員会までに見せたい」 - 営業企画: 「売上見込み、失注理由、担当別の進捗が見たい」 - 現場マネージャー: 「毎日更新でなくてもいいが、週次会議前には最新化したい」 - 情シス: 「SFA 側の API は 1 日 4 回までなら無理なく叩ける」 - 経営企画: 「部門別比較も欲しいが、まずは営業本部だけでもよい」 - 現場担当: 「失注理由の入力ルールがまだ統一されていない」 - 営業部長: 「役員会用の見た目も大事だが、まずは数字が合っていることを優先」 - 営業企画: 「今期受注見込みの定義が人によって少し違う」
onboarding-flow-brief — 入社手続きの要件整理
brief.md# 要件整理課題 ## 依頼 以下の依頼断片から、入社手続きの改善ブリーフを整理してください。 ## 情報断片 - 人事: 「新入社員の入社案内メール、備品手配、アカウント申請がバラバラに走っている」 - 総務: 「PC 手配は入社 7 日前までに申請が欲しい」 - 情シス: 「アカウント発行は所属部署と雇用形態が確定しないと進められない」 - 部門マネージャー: 「初日の研修資料と座席情報も同じ流れで確認したい」 - 人事: 「今は入社日変更があると、各担当へ個別連絡している」 - 総務: 「備品は職種によって必要なものが違う」 - 情シス: 「契約社員向けの一部 SaaS は申請不要」 - 人事: 「まずは正社員の国内採用から整えたい」
新しいセッションでスキル設計プロンプトを送り、できた /requirements-brief をアカウントに保存します。
以下のテキストをそのままCoworkに貼り付けて送信します。「Agent Skillのたたき台を作ってください」という指示で、Coworkは自動的にスキル作成モードに入り、SKILL.mdを生成します。業務ルールはスキル本体に固定し、案件ごとに変わる情報は入力ファイルから読み取って反映する設計になっています。PDF 生成はCoworkの pdf 標準スキルを呼び出します。
以下の責務を満たす Agent Skill のたたき台を作ってください。 # スキル名 requirements-brief # 入力 断片的な依頼・会話ログ・要望メモ(自然言語) # 出力 要件整理ブリーフ PDF(2 ページ) # スキル本体に固定する業務ルール - 起動コマンドは `/requirements-brief`(スキル名と一致させる) - 出力は 2 ページの PDF - 見出し構成: 目的 / 必須要件 / 任意要件 / 未確定事項 / 着手前の確認質問 - 矛盾している指示・足りない情報は無理に統合せず、未確定事項や確認質問として残す - PDF 生成は Cowork の `pdf` 標準スキルを呼び出して行う(reportlab などのサードパーティライブラリは使わない) # スキル本体に固定せず、入力ファイルから読み取って反映するもの - 案件名・登場人物・案件固有の数値や期限(入力メモから読み取る) # 依存する Cowork 標準スキル - `pdf` 標準スキル: Markdown で組み立てた要件ブリーフを brief.pdf に変換する 入力ファイル名と出力ファイル名はハードコードせず、引数として受け取れるようにしてください。 サードパーティ Python ライブラリ(reportlab、python-pptx など)は使わず、上記の Cowork 標準スキルを呼び出してください。
生成されたSkillのプレビューに表示される「スキルを保存」ボタンを押し、Claudeアカウントに インストールしてください。保存することでスキルが永続化され、別のセッションでも /requirements-brief として呼び出せるようになります。
※ スキルの実行はこのセッションでは行いません。スキルを作る間、Coworkとは何度もやり取りを重ねながら微調整しています。そのやり取りの内容がセッションに残っているため、続けて成果物を作ると、保存後のスキル本体だけでは生まれないはずの挙動(口頭で渡した補足情報や、その場限りの指示)が混じってしまいます。次のセッションBで、まっさらな状態から保存後のスキルを呼び出して、本当に通用するかを確かめます。
保存した /requirements-brief を新しいセッションで呼び出し、各ケースの成果物を作って提出します。
セッションAを保存後にそのまま使っても /requirements-brief は動きますが、スキルを作るときのやり取りがセッションに残っているため、保存後のスキル本体だけでは生まれないはずの挙動が混じってしまいます。提出する成果物は「保存後のスキルだけで再現できる」必要があるので、必ず別のNew taskでまっさらなセッションを開いてください。
チャット欄に / を入力すると、保存済みのスキルが候補に出ます。その中から /requirements-brief を選んで入力してください。
※ テキストとして /requirements-brief を貼り付けても、Coworkはスキルとして認識しません(「不明なスキル」エラーになります)。必ず候補から選択して入力します。
コマンドを選び終えたら、続けて以下の引数を貼り付けて送信します。
crm-dashboard-brief — 営業ダッシュボード要件整理
crm-dashboard-brief/brief.md から crm-dashboard-brief/brief.pdf を作って
4 点を満たしていれば「うまくいった場合」へ、どれか欠けていれば「うまくいかなかった場合」へ進みます。
それぞれ / から /requirements-brief を選び、以下の引数を順に貼り付けて送信します。最終提出前にはすべてのケースを上のチェック項目で見直してください。
onboarding-flow-brief — 入社手続きの要件整理
onboarding-flow-brief/brief.md から onboarding-flow-brief/brief.pdf を作って
すべてのPDFが揃ったら、以下のプロンプトで提出用zipを組み立てます。
requirements-organize-task の中の以下のファイルだけを集めて submission.zip を作成してください。
他のファイル(入力ファイル、README.md など)は含めないでください。
含めるファイル:
- crm-dashboard-brief/brief.pdf
- onboarding-flow-brief/brief.pdf
要件:
- 出力ファイル名は submission.zip
- zip の中のディレクトリ構造は以下にしてください:
submission.zip
├── crm-dashboard-brief/brief.pdf
├── onboarding-flow-brief/brief.pdf
- 余計なディレクトリ(requirements-organize-task/ など)を 1 段噛ませない
- macOS 由来の __MACOSX/ や .DS_Store は含めない
- ファイル名は上記とちょうど一致させる(数字や拡張子の違いは不可)
最後に、zip の中身一覧(unzip -l 相当)を表示して、要件と合っていることを確認してください。たとえば「スキルを更新し、関係者ごとに矛盾している指示は未確定事項に必ず残るよう直してください」のように、満たせなかった観点を具体的に指示します。Coworkはスキルを書き換えるので、以降の /requirements-brief 呼び出しに改良が即座に反映されます。
4点を満たすまで、5と6を繰り返してください。
満たすべき観点をクリアしたら、「スキルをパッケージ化してください」とCoworkに指示します。表示される「スキルを保存」ボタンを押して、改良版でアカウントを上書きインストールしてください。
※ この保存をしないと、改良はこのセッションの中だけのものになり、別のセッションでは元のスキルに戻ってしまいます。
改良中はCoworkと細かなやり取りを重ねるため、その内容がセッションに残ったまま提出物を作ると、保存後のスキル本体だけでは生まれないはずの挙動が混じってしまいます。提出する成果物は「保存後のスキルだけで再現できる」必要があるので、必ず新しいセッションで作り直してください。
観点 01
目的と背景の明確さ: 何のための依頼か、なぜ必要かを短く正確に整理できているか。
観点 02
Must / Want / Unknown の分離: 必須要件、任意要件、未確定事項を混ぜずに整理できているか。
観点 03
矛盾と不足情報の可視化: 曖昧な情報や衝突している指示を無理に統合せず、確認事項として残せているか。
観点 04
着手判断へのつながり: 開発や実務の担当者が次に確認すべき論点を具体的に示せているか。
観点 05
構造化の分かりやすさ: 短時間で読める順序と見出しになっており、ブリーフとして使いやすいか。